2011年9月29日木曜日

【レポ】プロボノは楽しい!~スキルを生かした社会貢献~

2011年9月28日(水)に「プロボノは楽しい!~スキルを生かした社会貢献~」のセッションを聞いてきました。

「プロボノ」とはラテン語が語源で(Pro bono)、Wikiぺディアでは、
各分野の専門家が、職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動全般。また、それに参加する専門家自身

と説明されています。2010年のGoogle検索急上昇キーワードの○○とは部門で4位にランクインしたというひとつのホットキーワードです。

社会貢献のひとつの形で、イケダハヤトさんはこんな風に分類されていました。

寄付=お金を提供
ボランティア=時間を提供
プロボノ=スキルを提供

「プロボノ」は、おもにNPO、NGOに、自分が持つスキルを提供しましょうと。
イケダ氏曰く、NPO、NGOの人たちの志は高い。が、体感値7割くらいはワードやエクセルが使えない、インターネットがわからない。これらの分野に自分たちが持てるスキルを提供することで、感謝もされるし、自分が求められているという喜びも得られて、「仕事をする自分」に自信がもてるようになりますよと。とくに新卒○年目のような若い人にお勧め。

NPO・NGOの人材マネジメントは「共感のマーケティング」なので、お金以外で人と仕事を動かすという意味でも「人をまきこむ力」が求められ、力がつき、本業にも役に立ちますとおっしゃっていました。

この「プロボノ」の需要と供給のマッチングのプラットフォームはいくつかあります。

・サービスグラント
http://servicegrant.or.jp/
・もんじゅ
http://monju.in/
・二枚目の名刺
http://nimaimejapan.blog104.fc2.com/

実際にはこのマッチングはまだまだこれからの課題(求められる時間や、場所などの条件が合わないなど)とのことです。アメリカでは、Catchafire という専門のマッチングサイトがあるとか。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1306

おもしろかったのはイケダさんはこれからの時代は「貨幣資産」よりも「信頼資産」獲得の時代だというお話です。お金が手に入らなくても、必要とするモノがもらえたり、知恵がもらえたりするそれらが資産になる時代になると。
#イケダさんは米をいただいたとか。

日常の会社の仕事の中で「求められている、役に立っている、社会とつながっている」という喜びが得られればもういうことはないと思います。実際「仕事として成り立っている」ということは、必ず「誰かの幸せのお役に立ててている」はずなのですが、、自分の成果の先にある「人」が見えにくいこともままあります。

そんな場合に、NPOの方々と同じ「使命」を共有して密接にことをなしていくことによって「自分と自分の仕事のこと」を客観的にとらえ、自信をもって社会とのつながりを実感できるようになるのではないかと思うのです。

「プロボノ」という言葉じたいは新しいですが、ボランティアであってもなくても、「社会につながっていく自分」がどのように社会とかかわりたいのか?かかわるべきか? を見直すきっかけとして意味があると思います。

マッチングについては、既存の「リクルート」的な「条件項目」のマッチングもだいじだとは思うのですが、やっぱりこれまた「共感型」のマッチングができるといいですねぇ。

NPOの善意のマーケティングで効果があげられなくて、本業で効果があがるはずはなかろうと。という話をきくにつれ、楽天市場の店舗さんたちの圧倒的なマーケティング力の高さを改めてかみしめてみたり。
震災以降「社会貢献への意識が2倍以上増加」とのことで、やるやらないはヨコにおいても「プロボノ」という選択肢があるというのを知っておいて損はないかなと思います。ということで、共有までに。

Kayoko

2011年9月5日月曜日

警察署は土日休みだった。

先週の金曜日の夜に、駅の改札外で定期が入ったカードケースを落とした。 土曜日に駅にきいて、交番にきいたら「警察署に届いている」とのことだった。 が、「金庫に入っていて、土日はあかない」とのこと。月曜日に受け取りに行ってください、、って。 そんなことなら、駅に届いてくれていたほうがずっとサービスいいじゃんと内心。 土曜日に玉川署から電話で「休日だけど出勤しているので取りにこれればきてください」とご連絡いただいた。ありがたく、自転車で受け取りに行って無事に完了。 休みの日に対応してくださった署員の方に感謝しつつ、警察署土日休みはちょっと辛いなぁなどともごもご思った週末。