2009年5月24日日曜日

ひろこりんWedding@汐留

汐留シティセンターにて、ひろこりんのWedding。じつは美人なのは知ってたけど、花嫁さん姿は日テレのアナウンサーみたい!とSジョーさんと意見が一致!
ひろこりんのパワフルさと、静かでかっこいいだんなさまとのバランスが絶妙でございました。すてきな奥さんになってね。

喜多能楽堂5月自主公演

家から最も近い能楽堂が、目黒駅のそばにある十四世喜多六平太記念能楽堂なのですが、いままで一度もいったことがありませんでした。

ご縁あって、熊本のみぃぞうさんのお能の先生が出演されるとのことで、お誘いいただいて行ってまいりました!あいにくの小雨でしたが、家からならタクシーでほんのちょい。夜のWeddingパーティに合わせて、アンティークの中振り袖でおでかけ。

演目は、西王母と飛鳥川。飛鳥川のワキの人って、先週の矢来の船弁慶も同じ方でしたね。西王母は、喜多流だと初心本2つめだそうで観世だと「吉野天人」にあたるのですが、なるほど話の内容はなんとなく重なる感じがいたしました。みぃぞうさんの先生は小さくて、かわいかったです。観世の先生方は大きい方が多いので、久しぶりに女性らしい女性のお役の方を拝見しました。お仕舞は年配の方らしい、独特なリズムのお仕舞と声の通った謡いで堪能させていただきました。

他流のお能といったものの、拝見している分には違和感もなく(知っている演目だとあるのかもしれませんが)鑑賞させていただきました。

喜多能楽堂は、わりとこじんまりした静かなたたずまい。定例は、いつもすぐに満席になるのだそうです。せっかくのご近所なので、また機会を見て伺いたい。お誘いいただいたみぃぞうさんに感謝!


西王母
前シテ/女 後シテ/西王母:狩野秀鵬
シテ連/侍女:狩野祐一
ワキ/穆王:福王知登
ワキ連/侍臣:喜多雅人
ワキ連/侍臣 山本順三
ア イ/官人 善竹富太郎
笛:藤田次郎
小鼓:古賀裕己
大鼓:佃 良勝
太鼓:梶谷英樹
地謡:渡辺康喜 梅津忠弘 内田成信 粟谷能夫 狩野了一 友枝昭世
   粟谷浩之 長島 茂
後見:高林白牛口二 金子匡一

狂言
二九十八
シ テ/男:善竹十郎
ア ド/霊夢の女:野島伸仁
 

飛鳥川
シテ/友若の母:大村 定
シテ連/田植女:佐々木多門
シテ連/田植女 井上真也
子方/友若 井上大風
ワキ/男 村瀬 提
笛:栗林祐輔
小鼓:住駒充彦
大鼓:柿原弘和
地謡:佐藤寛泰 谷 大作 金子敬一郎 出雲康雅 佐藤章雄 香川靖嗣 粟谷充雄 粟谷明生
後見:粟谷幸雄 内田安信

2009年5月20日水曜日

能楽のススメ。能「船弁慶」

能のワークショップ。本来は楽屋で準備する装束を、小島先生が白ステテコ姿で出てきて、静御前になって行くプロセスが拝見できたのはかなり貴重でした。襟のところは布を重ねていて、実際にあの数だけ着物を着てるわけじゃないのも分かったり、装束の柄がメトロポリタン美術館のレプリカなので「メトロポリタン」と呼んでいるなど、コネタもたくさんのたのしめる内容でした。静御前が白拍子なのも初めて知った〜。

■ 能楽のススメ。能「船弁慶」
 講師:小島英明
 能の世界へようこそ
 能楽囃子の魅力
 能装束着付実演
 能「船弁慶」
  シテ/小島英明  子方/三上喬弘 ワキ/村瀬提  ワキツレ/村瀬慧  アイ/山本則孝
     地謡/駒瀬直也 中森貫太 中所宜夫 佐久間二郎 中森健之介  後見/奥川恒治 古川充
     笛/小野寺竜一  小鼓/森貴史  大鼓/柿原光博  太鼓/小寺真佐人

2009年5月13日水曜日

文楽鑑賞@ひらかな盛衰記

短期能楽教室の柴田先生のコーディネイトで、国立劇場で文楽鑑賞に行ってきました。特別なお計らいで、バックステージツアーつきなのです。まず、舞台裏で実際の人形で頭や衣装の説明をいただきました。文楽の人形は、俳優さんや女優さんと一緒で、人形遣いの方がそれぞれ持っていらっしゃる人形を、都度衣装や化粧を変えているのだそうです。今回、ひらかな盛衰記の千鳥の役は、前半が腰元で後半が遊女の役ですが同じ人形を衣装と化粧を変えて登場させていると思われます。人形といえども、一人前なんですね。人形の着付けも、人形遣いの方が必ずご自分でされるそうです。

実際持たせていただきました、軽い方だと言われましたがそれでも十分な重さがありました。

その次は、床山さんの部屋へ。人形の髪は根元のほうが人毛で長い髪はヤクという動物の毛だそうです。人形の化粧が砥の粉で塗ってあり油を使えないので水と最後にセット用のスプレーをかけるとのこと。向かい側は人形の頭を作っている方。頭は檜でできているそうです。頭全体を作ったら、耳の前で半分に割ってくりぬき仕掛けを入れるそう。顔の仕掛けは主に男性のもので、女性は仕掛けを入れると表情がきつくなるので入れないのだそうです。

顔は、役の度に砥の粉で化粧をしていき上塗り。長い人形で180年選手とか。さすがに塗り重ねて行くと厚塗りになるので、どこかではいったん全部落としてさっぱりさせ、カツラを固定するために打った釘の穴だらけの部分は新しい木に置き換えるそうです。

女性の顔は、中間の顔で作りそれをしぐさや動きで笑ったり悲しんだりしているように見せるのだそうで、これは能のお面と一緒ですね。

人形遣いの方は専用の高下駄を履くのですが、その下駄がおもしろいことに草鞋を履いているんです。片足ごとに2足ずつ、これは特注の草鞋だそうです。

バックステージツアーが終わって、本番の「ひらかな盛衰記」を鑑賞。いやぁ、義太夫と三味線を堪能しました、というかそれに見入ってたら人形の方があまり見られず。文楽では「チャリ場」という、おもしろおかしく演じる場があり昔はこの時にお弁当を食べてたとか。能で言うと狂言の時間か?昔はチャリ場専門の太夫がいたそうなのですが、現代ではなかなかのチャリ場をできる太夫がいらっしゃらないとか。絶妙に力が抜けて楽しい場でした。

鑑賞が終わった後、そのチャリ場を演じられた豊竹英太夫(はなふさだゆう)さんを囲んでのお食事会。文楽をお話をたっぷり聞かせていただきました。そういえば、世界遺産の無形第一号には能が認定され、その次が歌舞伎、3番目が文楽だったと伺っています。日本が誇る芸術のことがちょっとでもいいので、はなせるようになりたいものだと思った夜でした。機会をいただいた柴田先生をはじめ関係者の方に心より感謝いたします。

2009年5月5日火曜日

北京ダックの夕べ@全聚徳 銀座店


K藤さん上京で、リクエストが「北京ダック」ということで銀座の全聚徳 銀座店に行って参りました。

たぶん北京ダックは食べたことはどこかであるとおもうのですが、こんなふうにちゃんと「北京ダック」めあてで出かけたのは初めて。当日はあいにくの雨なので、tsumoriのポリのキモノに雨下駄、雨ゴートの完全装備。

北京ダックがきて最初に提供されたのが、胸の皮。ここが最高に美味しいということで、一人ずつ取り分けていただいたあと、グラニュー糖をかけるんです。え?砂糖?!とおもったのですが、北京ダックの香ばしい油と混ざるとお菓子っぽくもなくただただ「美味しいもの」でございました。口の中で何とも言えない脂がじゅわぁあああと広がる広がる。

北京ダックをテーブルの上でみんなでむさぼるイメージで行ったのですが、実際にはコックさんがワゴンで運んできて横でてきぱき皮をはぎ、肉を切ってさらにのせてもらったものをいただく形。あと、北京ダックは皮しか食べないというような噂を聞いていたのですが、実際には肉もいただきました。が、特筆すべきはこのカリカリの香ばしい皮にあるんでしょうね。

5人で1匹で、みんなで骨までしゃぶり尽くす!?と思ったんだけど、途中でコックさんが退場。お隣のMにさんが「あの肉は、あの肉は」と気にしていましたが私も右に同じ(笑)。でもきっとスープとかほかの食材に入るんじゃないかと思います。

北京ダックは、5人1匹でちょうどいい加減。久しぶりにちょいとゴージャスなディナーをいただいてきました。こうして時々会ってごはん食べて話す関係ももう10年以上経ってしまった仲なのですが、10年マエの自分を振り返りつつまだまだこれからだなぁと決意を新たに。ありがとうございました。

ブクログ始めました。


ここ数週間、新刊ラジオを聞くようになったら無性に本が読みたくなって狂ったように本を買いあさっています。

学芸大学はよい古本屋さんが多いので、どっさり買っても高く買い取ってくれるのでひとまず安心して買いまくり。楽天ブックスがこまめにポイント●キャンペーンをやってるので狙って買う&書店の店頭でというパターンで日々大量に本が増えてます。

読書ノートをつくろうかとおもったけど、やっぱり楽なのはインターネットサービスだよなぁとさがしていて見つけましたよ本棚サイトブクログを。ひとまず登録して、膨大な本をこれで見える化して手離れをよくしていくつもり。
http://booklog.jp/users/psty

2009年5月2日土曜日

GOLDEN BROWN @中目黒


中目黒在住の妹よりリクエストがありまして、ディナーに行ってきました。

池尻大橋に限りなく近い、旧山手通り沿いにあるハンバーガーやさん。妹からの位置情報で前に近所にあるビッグマムというバーガーショップがあったので、ここのことかとおもったのですがこちらは別のお店になってしまっているようす。

渋めのお兄さんたちで固めた、渋いお店でした。ちゃんとしたハンバーガー食べたい人にはうれしいお店。

GOLDEN BROWN